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第62回 中部実業団対抗駅伝競走大会
2022/11/28
2022年11月13日(日)愛知県・田原市(はなとき通り発着 7区間 80.5km)において、第62回中部実業団対抗駅伝競走大会が開催され、トヨタ自動車が3時間54分41秒で優勝しました。
【レースレポート】
1区(12.0k)は丸山竜也選手。6km過ぎの上り坂で1度目のスパートを仕掛けると、先頭集団は小野田選手(トヨタ紡織)と佐藤選手(中部実業団選抜A:トヨタ自動車)の3人に絞られ、8㎞過ぎに2度目のスパートを放ち、後続を引き離しました。中継所では、2位に23秒差をつける圧巻の区間賞でした。
2区(8.3k)はビダンカロキ選手。昨年の雪辱を果たすべく、勢いよく飛び出しましたが、終盤失速。6㎞過ぎにマル選手(中部実業団選抜A:トヨタ紡織)に抜かれ、21秒差の2位で襷を繋ぎました。
3区(12.2k)の太田智樹選手は先頭を追うべく前半からスピードを上げ、6㎞過ぎに先頭を奪い、後続との差を広げると、中盤以降も勢いそのままに区間賞の走り。2位との差を51秒まで広げました。
最長の4区(15.5k)は西山雄介選手。後続を突き放すべく序盤から攻めの走りをしましたが、羽生選手(トヨタ紡織)の好走もあり、追い上げを許しました。中継所では12秒まで差を詰められましたがトップを死守しました。
5区(12.2k)に入り、天候は大雨になりました。チーム最年長の大石港与選手は、冷静な走りで後続との差を1分42秒まで広げ独走態勢を築きました。
6区(8.5k)は西山和弥選手。5㎞地点までは区間記録を狙えるペースでしたが、終盤失速し、2位と1分13秒差でアンカーに襷を繋ぎました。
7区(11.8k)は田中秀幸選手。後半強い向かい風となる厳しいコンディションの中、安定した走りでじりじりと後続との差を広げ、区間賞を獲得。3時間54分41秒で優勝のゴールテープを切りました。
また、中部実業団選抜チームにも、トヨタ自動車から3選手が出走し、それぞれ選抜チームに貢献する走りをしました。
1区の佐藤敏也選手(中部実業団選抜A)は、区間2位でまとめ、1区の役目を果たしました。
3区の松本稜選手(中部実業団選抜B)は、終盤に走りのリズムが崩れ、区間7位でした。
5区の宮脇千博選手(中部実業団選抜A)は、前後と差が開いている難しい展開ながらも猛然と追い上げ、従来の区間記録を25秒更新し、区間賞を獲得しました。
【熊本監督コメント】
中部実業団駅伝では熱いご声援をいただきありがとうございました。1区丸山が先頭に立つと、7区田中まで全員駅伝で優勝することが出来ました。ニューイヤー駅伝でも厳しい戦いになることが予想されます。チーム一丸となり優勝目指して頑張りますので、引き続きご支援・ご声援を宜しくお願いします。
【1区:丸山竜也 35分02秒 区間賞】
この度はたくさんのご声援を頂き、ありがとうございました。昨年度の雪辱を果たすべくチーム一丸となって王者奪還を目指し、チーム目標である優勝を勝ち取ることができてとても嬉しく思います。個人としても、初めてのトヨタ自動車での駅伝に、正直かなりの緊張とプレッシャーを感じてしまいましたが、事前に想定していたプランで実際のレースを走れ、区間賞を獲得できた事は、私にとって大きな自信になりました。本番は1月のニューイヤー駅伝となりますので、今一度体調を確認し、状態を上げて大会当日にピークを持っていけるように日々過ごして行きたいと思います。
【2区:ビダン・カロキ 24分13秒区間8位】
中部実業団駅伝。皆さん応援ありがとうございました。次はニューイヤー駅伝があるのでもっと頑張ります。応援よろしくお願いします。
【3区:太田智樹 35分36秒 区間賞】
中部実業団駅伝の応援ありがとうございました。3年ぶりの有観客でみなさんの声援のおかげで苦しい場面でも粘りの走りができたと思います。チームの結果にも個人の結果にもまだまだ満足していないのでニューイヤー駅伝に向けてさらにレベルアップできるように取組んでいきます。今後とも応援よろしくお願いします。
【4区:西山雄介 44分37秒 区間2位】
久々の有観客での駅伝で、途切れることのない声援がとても力になりました。チームとしては優勝することができ、嬉しく思います。個人としては悔しい結果となってしまったので、ニューイヤー駅伝に向けて、出た課題を改善と修正をしていければと思います。チーム全体として1日1日を大切にしてニューイヤー駅伝優勝に向けて取り組んでいきます。たくさんのご声援ありがとうございました。
【5区:大石港与 35分58秒 区間3位】
今年は3年ぶりの有観客開催ということで、たくさんの応援を力に走ることができました。本当にありがとうございました。区間順位は決して喜べるものではありませんでしたが、自分のところで優勝を決められたことは駅伝力を見せられる結果になったと思っています。チームとして目指すところはニューイヤー駅伝優勝なので、次も力になれるように頑張ります。
【6区:西山和弥 24分31秒 区間2位】
今大会は3年ぶりの有観客試合ということで、沿道でのたくさんのご声援ありがとうございました。チームとしては優勝を、個人としては6区区間賞を目標にしていました。しかし、結果としては区間2位で30秒あまり差を詰められてしまい非常に悔しい結果となりました。課題も見つかり、ニューイヤー駅伝に向けて再度頑張ります。チームとしては2年ぶりの優勝ということでとても嬉しく思います。
【7区:田中秀幸 34分44秒 区間賞】
中部駅伝の応援ありがとうございました。雨の中ではありましたが3年ぶりの有観客開催となり沿道での声援やLIVE配信等での応援がとても力になり、選手の背中を押してくれて優勝することができました。ニューイヤー駅伝まで怪我なくいい準備をして1月1日にピークを合わせられるよう精一杯取り組んでいきます。ニューイヤー駅伝でもたくさんの応援をよろしくお願いいたします。
●中部実業団選抜チーム
【中部選抜A1区:佐藤敏也 35分25秒 区間2位】
朝早くから、また雨の中多くの声援ありがとうございました。駅伝の有観客は久々で改めて声援の力の凄さを体感しました。個人としては選抜チームでしたが、区間2位と1区としての役割は果たせたと思います。ここからニューイヤーまで7人に入れるよう日々頑張ります。今後とも応援よろしくお願い致します。
【中部選抜B3区:松本稜 37分12秒 区間7位】
連合Bチームで貢献できる走りをしようと思いましたが上手く流れに乗れず迷惑をかけてしまう走りになりました。トヨタチームとしてニューイヤー駅伝に向けて戦力になるために残り1か月間取り組んでいきたいと思います。沿道からの応援とても力になりました。ありがとうございました。
【中部選抜A5区:宮脇千博 35分18秒 区間1位 区間新】
個人としては久しぶりの駅伝でしたが、沿道からの応援に後押しされオープン参加ではありましたが区間賞獲得と区間記録を更新できました。ニューイヤー駅伝では、トヨタ自動車チームの優勝に貢献できるよう、これからの練習で更に力をつけていきます。応援ありがとうございました。
大会開催にご尽力頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございました。また今大会は3年ぶりに有観客開催となりましたが、沿道での熱いご声援、ライブ配信での応援、本当にありがとうございました。