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引退選手・退部スタッフの紹介

2022/03/30

022年3月31日付けで、トヨタ自動車陸上長距離部を引退する2名の選手と退部スタッフを紹介します。

●引退選手

藤本 拓

2012年4月に入部、2015年のニューイヤー駅伝では1区を担いチームの優勝に貢献。それ以降も2017年・2018年・2020年と1区のスペシャリストとして、2019年にはエース区間の4区を担うなど、長きに渡りチームの屋台骨を支えてくれました。また2019年のMGCでは9位、その年の福岡国際マラソンでは優勝、2020年の丸亀国際ハーフマラソンでは日本歴代2位となる1時間00分06秒を叩き出すなど、マラソンで日本トップレベルの活躍をする一方、2021年の日本選手権では5000mで入賞するなど、トラックからマラソンまでマルチに活躍しました。後輩からの信頼も厚く、面倒見が良く誰からも愛される選手でした。

《 藤本選手のコメント 》

怪我の絶えない10年間でした。うまく言葉に出来ず苦労もたくさんしました。遠回りのようなこの10年間、とても有意義で近道も遠回りもないんだなと感じました。今の自分を受け入れて愚直に努力を積み重ねる。これは仕事にも生きると思っています。貴重な経験と数えきれないエールが宝物です。約10年間、本当に楽しかったです。これまで沢山のご声援ありがとうございました。

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森 拳真

2018年4月に入部、2019年の全日本実業団対抗陸上ではJr1500mとJr5000mでダブル入賞をするなど、トラックを中心に活躍しました。2019年の中部実業団駅伝でBチームながら6区で駅伝デビュー、チームの3位相当(オープン参加)に貢献しました。明るい性格でムードメーカーとしてチームを盛り立てることもありました。今後は、トライアスロンの選手として更なる活躍を目指します。同じアスリートとして森選手の今後の活躍に期待します。

《 森選手のコメント 》

2022年3月を持ちまして、4年間活動させていただきました、陸上長距離部を引退することになりました。中学生で陸上を始めたての頃、テレビで観戦していたニューイヤー駅伝で、活躍していた高校の先輩、宮脇さんに憧れて、絶対にトヨタで駅伝を走りたい!とトヨタ自動車を目指し、憧れのチームに入る事ができた日は、今でも忘れられません。ここに至るまでに、自分の事を支えてくださった、会社の方々、後援会の皆様、スタッフ、選手、家族、全ての方々に本当に感謝しています。そして、2022年4月より、社業と両立しながら、トライアスロンに挑戦します。日本一のチームで、日本一の先輩方と共に競技に取り組むことができたこの4年間は、これからの自分の競技人生のとても大きな糧になります。新たな挑戦を応援していただけると幸いです。

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●退任スタッフ

安永 淳一

1996年4月に入部、選手としてスタッフとして26年間の長きに渡り陸上長距離部を支え続けてくれました。2007年には監督代行を務め、2008年の佐藤監督就任後は、コーチ・ヘッドコーチとして監督を支え、低迷していた陸上長距離部の立て直しに尽力、強豪チームへの礎を築きました。

《 安永ヘッドコーチのコメント 》

この度、退任することとなりました安永です。96年入社以来、これまで陸上長距離部に選手、スタッフとして長きに渡り在籍させていただき、ありがとうございました。ニューイヤー駅伝優勝、オリンピック、世界選手権、日本記録更新等、様々な場面に立ち会えたことは、これまでの人生の中でかけがえのない、大変大きく大切な財産になりました。そんな経験をさせてくれた陸上長距離部がここまで発展してこれたのは強化部になる前の創部以降、一般部としてご尽力されてきた諸先輩方を含め、関係された全ての方たちのおかげだと感謝しております。本当にありがとうございました。社業においてはまだ右も左も分からない状態ですが、一から頑張っていきたいと思います。これまで長い間お世話になり、ありがとうございました。これからも、陸上長距離部をよろしくお願いいたします。

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