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第61回 中部実業団対抗駅伝競走大会
2021/11/10
2021年11月7日(日)、愛知県田原市に於いて、第61回中部実業団駅伝競走大会が開催され、トヨタ自動車は3時間54分55秒で総合2位となりました。
〈レース展開〉
1区を任されたのはスペシャリストの藤本選手、集団から抜け出す機会を伺い、7kからレースの主導権を握り、集団を揺さぶりましたが、8k過ぎからNTNの小森選手に主導権を奪われると、トップ愛三工業と5秒差の4位で襷を繋ぎました。襷受けた2区カロキ選手、2k手前で先頭を捕らえましたが、ここでカロキ選手にアクシデントが襲います。痛みに耐えながら第2中継所にやってきた時には、先頭のトヨタ紡織とは2分18秒差となりました。3区は区間記録保持者の西山(雄)選手、単独走を強いられる中、カロキ選手の遅れを挽回するべく前半から前を追いました。区間賞の走りで、トップとの差を1分47秒まで詰めました。4区を任されたのは成長著しい太田選手、襷を受けるや否やスピードに乗ると前との差をグングン詰めました。圧巻の区間新記録でニューイヤー駅伝出場圏外の7位から2位まで順位を押し上げ、トップと9秒差まで迫りました。太田選手の気迫に5区を任されたベテラン田中選手も応えます。前を行くトヨタ紡織を早々に捕らえると、勝負所を見極め、狙い澄ましたスパート。6区を走る新人西山(和)選手のためにと、24秒差をつけて襷を繋ぎました。西山(和)選手も、スピードに乗り、徐々にトヨタ紡織との差を広げましたが、後半失速、途中41秒まで広がった差がみるみる詰まり、中継所では23秒差に追い上げられました。7区は昨年ゴールテープを切った山藤選手。後ろからトヨタ紡織の小野田選手が追い上げてくると、4kで捕まりました。そこから3kに渡り並走しましたが、徐々に苦しくなり後退。トヨタ紡織の後陣を拝し、3時間54分55秒で2位となりました。8連覇を目指して臨んだ今大会、選手はアクシデントにも負けず優勝を目指した姿は、ニューイヤー駅伝へ繋がる走りでした。
ライブ配信等でのご声援、本当にありがとうございました。
【佐藤監督のコメント】
「 本日は朝早くから、ライブ配信等で応援していただき、ありがとうございました。中部駅伝は優勝・8連覇を目指して臨みました。結果は2位と悔しいゴールになりました。2区のカロキのアクシデントから、厳しい状況の中、3区,4区,5区と追い上げトップに立ちました。結果は2位でしたが、諦めない精神を選手が見せてくれました。ニューイヤー駅伝も非常に厳しい戦いにはなります。あと2か月、もう一度チームでしっかりと調整して1月1日に向けていきたいと思います。応援ありがとうございました。」
■1区(12.0km) 藤本 拓 34分31秒 区間4位
■2区(8.3km) ビダン・カロキ 25分24秒 区間8位
■3区(12.2km) 西山 雄介 35分03秒 区間賞
■4区(15.5km) 太田 智樹 43分38秒 区間賞・区間新
■5区(12.2km) 田中 秀幸 35分57秒 区間賞
■6区(8.5km) 西山 和弥 25分13秒 区間4位
■7区(11.8km) 山藤 篤司 35分09秒 区間6位
中部実業団選抜チーム
■2区(8.3km) 佐藤 敏也 34分17秒 区間7位
■3区(12.2km) 堀尾 謙介 35分54秒 区間6位
■4区(15.5km) 畔上 和弥 46分16秒 区間7位