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2020年度 退部選手の紹介

2021/03/19

2021年3月31日付けで、トヨタ自動車陸上長距離部を退部します3名の選手を紹介します。

早川 翼

2013年4月に入部、2015年のニューイヤー駅伝ではアンカーを務め、2016年のニューイヤー駅伝では1区を担い共に優勝、チームの連覇に貢献する等、在籍8年間と長きに渡りチームを支えてくれました。2016年のアジアクロスカントリーでは日本代表として出場しました。2017年からはマラソンにも挑戦しましたが、なかなか思うような結果は残せず、苦労しました。しかし、引退レースと決めた2021年のびわ湖毎日マラソンを2時間10分49秒の自己記録で走り、自身の引退に花を添えました。

《 早川選手のコメント 》

2021年2月28日のびわ湖毎日マラソンを最後のレースとして15年間続いた競技生活を引退することとなりました。陸上競技はタイムの向上が見える競技だったので、競技生活中は「自己ベストを更新し続ければ、いずれ日本のトップに近づく」という考えのもと、周りと比べるよりも自分の成長をメインに考えて取り組んできました。近年の成長の鈍化から、自分自身を陸上競技から引退する決断になりました。陸上を始めて2019年度以外自己ベストを更新出来たこと、最後を自己ベストで締めくくれたことは自分の陸上をやっていく考えの中で嬉しいことの一つです。また各ステージでライバルにも恵まれていました。高校では山崎翔太、大学では村澤明伸、実業団では大石港与キャプテン。勝ったり負けたり、基本負けが多かったですがたくさん成長させてくれました。トヨタ自動車ではNY駅伝優勝2回を経験でき、アジアクロカンで日本代表にもなれました。本当に楽しい、やりがいのある競技人生でした。家族、スタッフ、選手、後援会のみなさま、ここまで成長出来たこと全てに感謝しています。たくさんの熱いご声援ありがとうございました。これからもトヨタ自動車陸上長距離部の応援宜しくお願いします。

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山本 修平

2015年4月に入部、2016年のニューイヤー駅伝ではアンカーを務め、チームの優勝に貢献しました。その3週間後に行われた都道府県対抗男子駅伝でも愛知県チームのアンカーを担い優勝、愛知県初のアベック優勝に貢献しました。地元豊橋出身の選手ということもあり、多くの児童・学生の憧れの存在として愛知県の陸上界の発展にも貢献してくれました。

《 山本選手のコメント 》

陸上長距離部に在籍して6年間、自身の陸上競技を引退することになりました。小さい頃から憧れていたトヨタ自動車の陸上長距離部に入り、地元の方々や職場の方々、また遠くから応援に来て下さる方々など、様々な方に応援していただき支えられながら競技が出来たことを本当に感謝しています。今後は競技とは違った形にはなりますが、皆さんに少しでも恩返ししていけるように励んでいきたいと思います。今後とも是非よろしくお願いします。

山本①.JPG

近藤 聖志

2015年4月に入部、3000mSCを主戦場とし、2019年の日本選手権では7位入賞する等活躍をしました。2019年の中部実業団駅伝ではBチームの5区を担い、Aチームの大石キャプテンと2秒差の区間2位と好走し、周りを驚かせました。努力家であり、在籍6年の間にコツコツと地道な努力を重ね成長した選手でもありました。

《 近藤選手のコメント 》

2020年度をもちまして9年間の競技生活を引退させていただく事になりました。中学生時代の恩師に勧められ高校から本格的に始めた陸上競技でしたが、始めた当初は自分が日本一を目指すチームで走るとは思ってもいませんでした。中学、高校、実業団と人にも恵まれ、最後の年以外成長する事が出来ました。3000mSCをさせていただいた事、日本選手権で入賞できた事、試合中の声援、結果を出した時の報告会での皆さんの嬉しそうな表情。本当に嬉しく印象に残っています。今まで自分に関わって頂いた全ての人に感謝し、これからも走る事に関わっていこうと思います。本当にありがとうございました。引き続きトヨタ自動車陸上長距離部の応援を宜しくお願いします。

近藤①.JPG

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