NEWS / EVENT ニュース / イベント

ニューイヤー駅伝2021

2021/01/08

2021年1月1日(金)に群馬県(群馬県庁発着 7区間 100km)に於いて、第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会が行われました。今大会は5年振りの王座奪還を目指して臨みました。1区(12.3km)田中選手は牽制する集団の中でレースを進めました。10k付近から、集団のペースが徐々に上がり少しづつ集団が絞られると、ラスト1kからはスパートの掛け合いに。田中選手もラスト500mで一度先頭を行きましたが、最後には交わされ、トップ富士通と2秒差の3位で襷を繋ぎ、上々の立ち上がりとなりました。2区(8.3km)カロキ選手は序盤は抑え中盤からギアを上げると、徐々に先頭に迫り、6.5k付近でトップを捕らえました。しかしラスト1kを切ると苦しくなり終盤失速、先頭と7秒差の4位と順位を一つ落としました。3区(13.6km)西山選手は序盤からスピードに乗れず苦しい走りとなりました。10k付近では先頭と38秒差まで遅れましたが、後半盛り返し32秒差の8位で4区(22.4km)窪田選手へ襷リレー、望みを繋ぎました。5年振りのエース区間に登場した窪田選手、気迫のこもった走りでグングンと前を追い上げると、8kで2位集団を捕らえました。旭化成・富士通・三菱重工と4チームで先頭を行くGMOを追い上げましたが、中間点を過ぎて富士通の中村選手がペースを上げると、窪田選手は苦しくなり徐々に後退。それでも13k付近ではGMOを捕らえ、4位に順位を押し上げトップ富士通とは52秒差となりました。5区(15.8km)は東京オリンピックマラソン代表の服部選手、襷を受け取ってすぐスピードに乗ると怒涛の追い上げで、前を行く三菱重工、旭化成を捕らえ2位集団を形成し、富士通を追いました。区間賞の走りでトップ富士通との差を37秒まで詰め、2位旭化成と1秒差の3位に浮上しました。6区(12.1km)青木選手は襷を受け取ると、旭化成の小野選手と並走し前を追いましたが、実力者の富士通・鈴木選手が付け入る隙を与えず、中継所では40秒差と反撃の糸口を掴むことが出来ませんでした。7区(15.5km)大石選手も、旭化成・市田選手と二人で追い上げを図ろうと試みましたが、富士通の背中を捕らえることは出来ませんでした。それでも大石選手は旭化成との2位争いをものにし、4時間49分55秒の2位でゴール。前半流れに乗れず苦戦しましたが、後半追い上げるなど、来年に繋がる2位となりました。本大会は沿道での応援自粛のため、現地での声援はありませんでしたが、TVやSNS等を通しての皆様のご声援が選手の力になりました。本当にありがとうございました。

佐藤監督コメント

『チーム全員で戦った結果、2位のゴールとなりました。前半、ライバルチームに離されて厳しい戦いになりましたが、優勝を諦めず前を追った精神は来年の駅伝に繋がると思います。個々の能力を上げて来年また戦力アップし、1年後、駅伝日本一に挑みます。コロナ禍の中、熱い応援ありがとうございました。』

1区 12.3km 田中 秀幸 35分30秒 区間3位

『今年は応援自粛という例年とは違う形での大会となりました。リモートや応援メッセージ等を通して、皆さんの暖かいメッセージは届いていました。そういった暖かい声援のお陰で最後まで走り切ることが出来ました。チームとしては2位と悔しい結果となりましたが、この悔しさを持ち続け来年もう一度勝負していきたいと思います。ご声援ありがとうございました。』

1区田中①.JPG

1区田中②.JPG

2区 8.3km ビダン・カロキ 22分14秒 区間8位

『TVやSNSを通して、たくさんの応援ありがとうございました。最後1kで先頭から遅れてしまい、悔しい結果でした。来年は優勝できるように頑張りますので、また応援お願いします。』

1区→2区.JPG

2区カロキ.JPG

3区 13.6km 西山 雄介 38分36秒 区間14位

『たくさんの応援ありがとうございました。今回は自分のところで流れを止めてしまいチームにたくさん迷惑をかけてしまいました。この悔しさを一年間持ち続け、チームの優勝に来年こそ貢献できるように、この一年間頑張っていきたいと思います。』

3区西山.JPG

4区 22.4km 窪田 忍 1時間04分38秒 区間6位

『本日は応援ありがとうございました。何とか先頭に追い付こうと走りだしましたが、追い付いた所で力尽きてしまいました。この反省を生かして、しっかりと結果を出せるように今後も頑張っていきたいと思います。』

4区窪田.JPG

5区 15.8km 服部 勇馬 46分23秒 区間賞

『今年はTVなどでの応援ありがとうございました。力になりました。結果2位ということで、悔しい結果ではありますが、来年に向けてしっかり頑張っていきたいと思います。個人的には区間賞を獲ることが出来ましたが、課題の残るレースとなりました。オリンピックに向けてまた力を付けて頑張っていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。』

4区→5区.JPG

5区服部.JPG

6区 12.1km 青木 祐人 35分36秒 区間2位

『応援ありがとうございました。自分の持てる力は出せましたが、先頭を走る富士通さんには離されてしまいました。これからトヨタ自動車の主力になれるようにしっかり頑張っていきたいと思います。』

6区青木①.JPG

6区→7区.JPG

7区 15.5km 大石 港与 46分58秒 区間4位

『たくさんの応援本当にありがとうございました。目標の優勝には届かず、悔しい結果となりましたが、チーム一丸となって大会に臨めたことは、チームにとってプラスになったと思います。この悔しさをバネに個人個人が力を付け、来年のニューイヤー駅伝頑張っていきたいと思います。』

7区大石①.JPG

7区大石②.JPG

写真提供/月刊陸上競技

御声援ありがとうございました。

一覧へ戻る