2020年11月15日(日)愛知県・田原市（はなとき通り発着　7区間　80.5km）において、第60回中部実業団対抗駅伝競走大会が開催され、トヨタ自動車Aチームが3時間51分19秒で大会7連覇を達成しました。また、オープン参加のBチームも3時間56分36秒で5番手でゴールしました。

Aチーム1区は宮脇選手、トヨタ紡織の羽生選手に序盤から主導権を握られると、7ｋ付近で徐々に遅れ、トップと29秒差の3位で襷を繋ぎました。2区は今季加入のカロキ選手、襷を受け取ると世界トップレベルのスピードで猛然と追い上げ、先頭を行くトヨタ紡織を6kで捕らえました。従来の区間記録を25秒更新する圧巻の区間新記録で、2位以下に14秒差を付けました。3区窪田選手は前半からスピードを上げ後続との差を広げると、中盤以降も勢いそのままに区間賞。2位との差を1分03秒まで広げました。最長15.5kの4区は西山選手、序盤からダイナミックな走りでグングンと加速。従来の区間記録を1分近く上回る区間新記録、他を寄せ付けない走りで2位と1分51秒差とし、リードを盤石のものにしました。5区大石選手も、昨年の自身の区間記録を上回る、ダメ押しの区間新記録で2位以下の追い上げを許しませんでした。6区は新人の青木選手、実業団駅伝デビューとなった今大会でしたが、勢いある走りで区間新記録の好走。7区も実業団駅伝デビューとなった山藤選手、区間賞こそ逃しましたが、2位以下を更に突き放し、3時間51分19秒で7連覇のゴールテープを切りました。

新型コロナウィルスの影響がある中、大会開催にご尽力頂きました関係者の皆様、本当にありがとうございました。また今大会は沿道での観戦自粛（禁止）となる中、ライブ配信等での御声援、本当にありがとうございました。

佐藤監督コメント

『コロナ禍の中、田原市民、東三河陸協の皆様をはじめ、多くの方々のご協力で駅伝が開催されたことに感謝申し上げます。レースでは1区宮脇からアンカーの山藤まで、駅伝の役割をしっかりこなしてくれ、優勝・7連覇を達成することが出来ました。また、Bチームも粘りの走りで5番になりました。これからニューイヤー駅伝に向けて改善し、1月1日にベストな状態で臨み、日本一を目指して頑張っていきます。本日は応援ありがとうございました。』

1区（12.0k)　宮脇　千博　34分43秒　区間3位

『コロナ禍で、開催が難しい状況の中、ご協力頂いた皆様ありがとうございました。チームとしては優勝出来ましたが、個人としては1区、ハイレベルなレースではありましたが、区間賞のトヨタ紡織の羽生選手とは力の差がありました。ニューイヤー駅伝までに力を付けるために、1カ月半しっかり練習に取り組んで行きます。応援ありがとうございました。』

2区（8.3k）ビダン　カロキ　22分36秒　区間賞・区間新記録

『今日は想定通りの走りが出来ました。ニューイヤー駅伝までの1カ月半、良い練習をして、良いコンディションで大会を迎えられるように頑張ります。チームで一緒に練習をして、皆で力を付けて優勝出来るように頑張ります。これからも応援宜しくお願いします。』

3区（12.2k）窪田　忍　34分53秒　区間賞

『駅伝が開催されることが当たり前ではない状況下で、開催されたことに本当に感謝しています。個人としても苦しい期間が長かったですが、区間賞を獲れたことは次へ繋がると思います。ニューイヤー駅伝まで、1つ1つの練習・レースを大切にし、優勝に向け努力していきたいと思います。本日は応援ありがとうございました。』

4区（15.5k）西山　雄介　44分29秒　区間賞・区間新記録

『コロナの影響がある中、開催して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。初めて長い区間を任され、しっかり自分の役割を果たすことができ、とても自信になりました。その中でも課題はあるので、ニューイヤー駅伝に向け課題を見つめ直しながら、もう一段状態を上げるべく頑張っていきます。これからも応援宜しくお願いします。』

5区（12.2k）大石　港与　35分43秒　区間賞・区間新記録

『コロナ禍で大会が無事開催して頂けたことに感謝しています。私自身、今回が中部実業団駅伝１０回目の出場という中、優勝することができ、良い大会となりました。ニューイヤー駅伝優勝がチームの目標なので、残り１カ月半の時間をうまく使い、成長していけたらと思います。本日は応援ありがとうございました。』

6区（8.5k）青木　祐人　23分59秒　区間賞・区間新記録

『コロナ禍の中、駅伝が開催され参加できたことに、非常に感謝しています。今回がトヨタ自動車として初の駅伝となり、緊張していましたが、しっかり自分の力を発揮することが出来ました。これからも先輩方の背中を追いかけて成長できるように頑張ります。応援ありがとうございました。』

7区（11.8k）山藤　篤司　34分56秒　区間2位

『コロナ禍の中、大会を開催していただき、本当に感謝しています。社会人として初めての駅伝でアンカーの役割は果たせたと思いますが、個人としては、まだまだ力不足を感じたレースとなりました。自分がニューイヤー駅伝に向け、若い力として勢いをつけ、チームの底上げとなるように、これからも頑張っていきます。応援ありがとうございました。』

■大会後に開催されました、リモート報告会の様子

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