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第73回 福岡国際マラソン選手権大会
2019/12/09
2019年12月1日(日)福岡県福岡市に於いて、第73回福岡国際マラソン選手権大会が行われ、藤本選手が出場しました。本大会は、MGCファイナルチャレンジ指定の3大会(福岡国際マラソン・東京マラソン・びわ湖毎日マラソン)の内の一つであり、派遣設定記録(2時間05分49秒)をクリアした選手の内、一番速い記録を残した選手が2020東京オリンピックの3枠目に内定。大会のペースメーカーも派遣設定記録である、日本記録に照準を合わせたペース設定がされており、ハイレベルな展開が期待されるレースとなりました。スタート時点での天候は、曇・18.5℃・南東の風5m/sと気温がやや高く、風もあり、記録を狙うには厳しいコンディションとなりました。その中、藤本選手は果敢に派遣設定記録を狙い、ペースメーカーが牽引する先頭集団でレースを展開。25k過ぎで旭化成の市田選手、27k付近で日清食品Gの佐藤選手が遅れると、ペースメーカーが外れる30k地点で先頭争いは、藤本選手とモロッコのダザ選手の2人に絞られました。しかし、ここからダザ選手がスパートを仕掛けると、藤本選手は徐々に苦しくなり後退。その後、派遣設定記録ペースからは遅れましたが、粘りを見せ2時間09分36秒で2位(日本人1位)となりました。派遣設定記録に届かなかった藤本選手は、レース後には悔しさを滲ませつつも、果敢にチャレンジ出来たことに対する充実感も漂わせていました。当日、沿道に駆け付け、ご声援頂きました後援会員の方々、ファンの皆様、本当にありがとうございました。
※現地まで足を運んで下さった後援会員の方々