2019年11月17日(日)愛知県・田原市（はなとき通り発着　7区間　80.5km）において、第59回中部実業団対抗駅伝競走大会が開催され、トヨタ自動車Aチームが3時間55分38秒で6連覇を達成しました。また、オープン参加のBチームも3時間58分20秒で3番手でゴールしました。

Aチーム1区は藤本選手、2週間後に福岡国際マラソンを控えながら、昨年同様スタート直後から先頭に立ち、8k過ぎで自ら仕掛けると2位以下に10秒差を付ける区間新記録。2区コシンベイ選手は厳しい起伏のあるコースを攻略し、区間2位の好走で2位以下に20秒差を付けました。3区西山選手は前半からスピードを上げると、中盤以降も勢いそのままに圧巻の区間新記録で2位以下との差を1分15秒差まで広げました。4区は新人の堀尾選手、前半からの強い向い風にリズムを作ることが出来ず苦しい走り。13k付近で後方から追い上げて来たトヨタ紡織にトップの座を明け渡しました。22秒差の2位で襷を受け取った5区大石選手、ベテランらしい落ち着いた走りで先行するトヨタ紡織を追うと、4k付近で捕らえ再びトップへ。その後も安定した走りで区間新記録の区間賞を獲得、2位以下を49秒差を付けました。6区早川選手も区間賞の走りで、後続との差を1分36秒へ広げリードを盤石のものにしました。7区はMGC以来のレースとなった服部選手。体調は50％～60％の状態ではありましたが、マラソン同様安定したフォームで後続との差をさらに広げ、貫禄の区間賞を獲得。3時間55分38秒で笑顔でゴールテープを切りました。当日は、多くの田原市民・ファンの方々に応援していただき、選手の背中を後押しして頂きました。ありがとうございました。

佐藤監督コメント

『たくさんの方々の応援が力になり、優勝することが出来ました。Bチームも粘りのある走りで3位でゴールが出来ました。ニューイヤー駅伝に向けて、しっかり準備をし、チーム一丸で優勝を目標に頑張っていきます。引き続き、応援宜しくお願いします。』

1区（12.0k）　藤本　拓　34分52秒　区間賞（区間新記録）

2区（8.3k）　ニコラス・コシンベイ　23分18秒　区間2位

3区（12.2k）　西山　雄介　34分50秒　区間賞（区間新記録）

4区（15.5k）　堀尾　謙介　47分05秒　区間8位

5区（12.2k）　大石　港与　35分50秒　区間賞（区間新記録）

6区（8.5k）　早川　翼　25分02秒　区間賞

7区（11.8k）　服部　勇馬　34分39秒　区間賞

Bチーム1区は松本選手、区間新記録の藤本選手と10秒差の2位と1区としての役割を果たしました。2区チェロノ選手は、初めての駅伝。最初の1kでコシンベイ選手との10秒差を一気に詰めましたが、オーバーペースも影響して、中盤以降ペースを落とし、順位を4位に下げました。3区山本選手は、3位争いのグループを4チームで形成しましたが、7k付近で後退するとそこから苦しい走りとなり、5位と秒差の6位と後退。4区安井選手は前も後ろも見えない難しい位置で襷を受けると、冷静な走りで前との差を着実に詰め、区間3位の好走で5位との差を35秒とし、走りやすい位置で5区へ襷を繋ぎました。5区近藤選手は前半から猛然と前を追い、気迫のこもった走りで、ベテラン大石選手と僅か4秒差の区間2位と好走。チームを再び3位圏内に押し上げました。6区森選手は近藤選手の勢いそのままに前半から追い上げ、6k付近で3位のトヨタ紡織を捕らえると中継所では6秒差をつけ最終区の畔上選手へ。畔上選手は、1度トヨタ紡織に追い付かれましたが、プレッシャーのかかる場面で冷静に走り、3位争いを制すと、若手主体のチームで3時間58分20秒で3位でゴールしました。

1区（12.0k）　松本　稜　35分02秒　区間2位

※写真はなし

2区（8.3k）　アレックス・チェロノ　23分49秒　区間6位

3区（12.2k）　山本　修平　36分38秒　区間6位

4区（15.5k）　安井　雄一　46分12秒　区間3位

5区（12.2k）　近藤　聖志　35分54秒　区間2位

6区（8.5k）　森　拳真　25分43秒　区間5位

7区（11.8k）　畔上　和弥　35分02秒　区間3位

応援ありがとうございました。

一覧へ戻る