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【お知らせ】2021/4/7 定例リモート会見について

2021.4.8

いつもヴェルブリッツを応援頂きありがとうございます。
21/4/7の定例リモート会見でのサイモンHC、マレサウ選手、吉田杏選手のインタビュー内容を
展開いたします。


■■サイモンHC■■

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ークボタに対するの印象を教えてください。

クボタは非常ににいいコーチが揃っていますし、選手も今期から入団した選手も含め非常にいい選手がそろっている印象があります。FWが強く、バックスの選手層も厚く力がある選手がそろっているので、チームとして脅威を感じるチームです。


-かなりコンタクトの激しい試合になりそうですが、どんな戦い方をしたいですか?

前回のクボタの試合を見ていてもゲインラインを切ってくるのがすごく強いチームで、ラックスピードも早いチームです。今週の試合でもゲインラインでの争いになると考えています。そこの部分で勝っていくことが重要になってくると思います。
また、クボタに関してはこちらのラックスピードを遅らせるようなプレーが多いとおもわれるので、そこに注意をしながらボールキャリーを早くし、しっかりとキャリーし自分たちのアタックの精度を上げていくことと、相手のボールにしっかりとプレッシャーをかけていくことを意識して試合に臨みたいと考えています。


-先週の試合の後半についてどのように修正をしようと考えていますか?

試合のビデオを見直し、後半のトライのチャンスを個人のミスで逃したところがいくつかあったので、今週のトレーニングにおいては、個人の責任といったところをプレイヤーに感じてもらうことや、お互いにミスに甘んじないことを全員に徹底し取り組んでいます。最後のパスの精度を向上することにより得点を重ねることができるので、そこを修正点に今週は取り組んでいます。


ーこの後登場するマレサウ選手の今シーズンについて感じるところはありますか?

本当にマレサウ選手は素晴らしいプレーヤーで、とてもいいスキルを持ったプレーヤーだと
思っています。昨年もいいプレーをしていましたが、少し前からトヨタのアタックを調整しているので、そのスタイルが彼に合っているのかなという印象があります。彼自身チャレンジを好むプレーヤーで、自ら立ち向かっていくタイプです。特に彼のボールのハンドリングのスキル、ディフェンスの立ち位置がよく、それらを非常に強みにしているので、年齢のことはありますが、日本代表に入っていてもおかしくないプレーヤーだと思います。また彼自身がラグビーを楽しみながらプレーしていることが練習中から感じ取れますし、試合でも非常に頼りになるプレーヤーです。


■■マレサウ選手

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ー今年非常にいい状態できていますが、ご自身どう感じていますか?

チャンスを与えてもらっている中で、年齢は数字でしかない、と思っていますし、常にベストを尽くすということは変わりません。HCからチャンスを与えられていることはとてもポジティブなことなので、ベストを尽くして前進していきたいと思っています。


-チームは進化していると思いますが、マレサウ選手が一番よくなっていると思うところを教えてください。

日本人の若い選手が非常に伸びていて、それが外国人選手へのいいパフォーマンスにも影響していると感じています。若い選手のステップアップのところでHCと選手で信頼関係が築けているところがよくなっていると思います。


-今年のトヨタのバックス陣のいいところはどこだと思いますか?

バックスの強みは全員だと思っています。スタートメンバーだけでなく、バックアップの選手誰でも高いパフォーマンスを発揮できるところだと思います。


-後半に落ちるところがありますが、改善点はどのように感じていますか?

今目の前のことにに集中することが大事だと感じています。例えば、試合に勝っている状況でも、得点ではなく今の目の前のことに集中することによりいい結果が得られるので、それぞれの役割・やるべきことに集中していきたいと思っています。


-今に集中することを実際にするためにどのようなプロセスが必要だと感じますか?

試合においてはミスをせずに、それぞれが役割を実行するということが今に集中することです。
ミスやペナルティーなどをすると自分たちにとってマイナスの結果となってしまうので、自分たちのやらなければいけないことのひとつひとつをしっかり実行していくことが必要だと思っています。


-滑川選手がレフリー活動をやってますが、チームに与える影響の中で感じることはありますか?

滑川選手の経験や知識はチームにとってすごくプラスになっています。自分たちが何をしなければいけないか、何ができるかをクリアにしていく点ですごく大きな存在です。レフリーの経験ももちろんですが、リーダーとしてチームから信頼されていますし、いい影響を与えていると思います。

■■吉田杏選手

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-今年のプレーをどのように感じていますか?

怪我人が出てチャンスをもらってから、パフォーマンスがよくて試合に出続けられていますが、3列のメンバーにはリード選手もフーパー選手もいるという激しいポジション争いがあり、実際開幕ではポジションが取れず、自分に足らないものは何かを考え続けました。自分のやるべきこと、自分に足らないことを日々の練習で積上げ、チャンスが巡ってきたときに、今シーズン自分の力を発揮することができ、現状はいい状況になっていると感じています。


ーフーパー選手から見習うところを教えてください。

フーパー選手とはジャッカルやブレイクダウンの判断力を練習しています。あとは、フーパー選手はオーストラリア代表で100キャップを超えている選手にも関わらず、謙虚でグランド内外で尊敬できる選手です。もちろんプレー面でもそうですが、グランドの片付けなどを率先してやっている姿を見て、一流だと感じますし尊敬できます。


-次の試合はどのようなところでチームに貢献したいと思いますか?

まずはチームの中での自分の役割をしっかり実行することだと思います。その中で、自分の強みを生かして負けないフィジカルやボールを奪うところを粘り強くやることで、チャンスは来ると思います。チャレンジャーとして80分間戦い続けることが勝利につながると思います。


-役割を果たし続けるための課題はどんなところにあるか教えてください。

後半失速したり、トライを取られることが多いので、後半になるにつれて自分の役割を果たせなくなる選手が出てくるので、80分間粘り強く自分の役割を果たすことが大事だと思います。
個人としては、自分の強みを常に出し続け、80分間ハードワークすることが大切だと思っています。


-姫野選手がNZでスタメンデビューした姿を見ていかがでしたか?

姫野さんとはNZに行った日から連絡は取ってますが、行く日に成長してまた会おう、と話をしていました。自分自身は「開幕スタメンではなかったですがスタメン獲得しました」、という連絡をして、姫野さんも喜んでくれて、また姫野さんも「NZでスタメン獲得した」という連絡も頂いて、お互い成長してまた一緒にプレイしようと話をしています。


-フーパー選手と一緒に練習するなかでひらめいた瞬間などはありますか?

ボールを奪い取るスキル、集中力、あとはタックルテクニックは勉強になります。ヒットするときの足の運び方などの技術面とハートの面の持って行き方を参考に練習しています。ここ数試合でジャッカルできていますが、練習の成果が出ていると思います。


以上です。