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JAPAN RUGBY LEAGUE ONEジャパンラグビーリーグワン

第7節
2022
2.26SAT
14:30
江戸川区陸上競技場(東京都)
20
10 前半 17
10 後半 24
41
T G PT PG DG T G PT PG DG
1 1 0 1 0 前半 2 2 0 1 0
1 1 0 1 0 後半 3 3 0 1 0
ゲームレポート

試合経過

  • トライ
  • コンバージョンゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • ゴール失敗
  • イエローカード
  • レッドカード
トヨタヴェルブリッツ クボタスピアーズ
4'0-3バーナード ・フォーリー
ライオネル・クロニエ7'0-3
8'0-3ルアン ・ボタ→デーヴィッド ・ブルブリング
ライオネル・クロニエ11'3-3
19'3-8ファウルア ・マキシ
20'3-10バーナード ・フォーリー
22'3-15谷口 和洋
23'3-17バーナード ・フォーリー
福田 健太33'8-17
ライオネル・クロニエ34'10-17
40'10-17立川 理道
前半終了
6'10-20バーナード ・フォーリー
ライオネル・クロニエ10'15-20
ライオネル・クロニエ11'17-20
福田 健太→茂野 海人13'17-20
古川 聖人→フェツアニ ラウタイミ18'17-20
20'17-25マルコム ・マークス
21'17-25谷口 和洋→藤原 忍
彦坂 圭克→加藤 竜聖21'17-25
三浦 昌悟→清水 岳21'17-25
21'17-27バーナード ・フォーリー
ライオネル・クロニエ→ティアーン・ファルコン22'17-27
23'17-27オペティ ・ヘル→松波 昭哉
23'17-27北川 賢吾→山本 剣士
ライオネル・クロニエ23'20-27
木津 悠輔→淺岡 俊亮25'20-27
27'20-32ピーター ・ラピース・ラブスカフニ
29'20-32ファウルア ・マキシ→バツベイ シオネ
29'20-34バーナード ・フォーリー
秋山 大地→吉田 杏30'20-34
小原 政佑→彦坂 匡克30'20-34
36'20-39マルコム ・マークス
38'20-39金 秀隆→桑江 健一郎
38'20-39ピーター ・ラピース・ラブスカフニ→末永 健雄
38'20-39マルコム ・マークス→杉本 博昭
38'20-41バーナード ・フォーリー

メンバー

  • IN
  • OUT
  • CAPTAIN

スターティングメンバー

トヨタヴェルブリッツ クボタスピアーズ
FW1三浦 昌悟FW1北川 賢吾
2彦坂 圭克2マルコム ・マークス
3木津 悠輔3オペティ ・ヘル
4秋山 大地4ヘル ウヴェ
5パトリック ・トゥイプロトゥ5ルアン ・ボタ
6ピーターステフ ・デュトイ6トゥパ フィナウ
7古川 聖人7ピーター ・ラピース・ラブスカフニ
8姫野 和樹8ファウルア ・マキシ
HB9福田 健太HB9谷口 和洋
10ライオネル・クロニエ10バーナード ・フォーリー
TB11小原 政佑TB11根塚 洸雅
12岡田 優輝12立川 理道
13ウィリアム ・トゥポウ13テアウパ シオネ
14小澤 大14金 秀隆
FB15ウィリー・ルル―FB15ゲラード ・ファンデンヒーファー

リザーブメンバー

16加藤 竜聖16杉本 博昭
17清水 岳17山本 剣士
18淺岡 俊亮18松波 昭哉
19吉田 杏19デーヴィッド ・ブルブリング
20フェツアニ ラウタイミ20末永 健雄
21茂野 海人21藤原 忍
22ティアーン・ファルコン22桑江 健一郎
23彦坂 匡克23バツベイ シオネ

ゲームレポート

トヨタヴェルブリッツはリーグワン第7節で226日、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)と対戦。ビジターゲームとして東京・江戸川陸上競技場で開催された試合は2041で敗れ、通算成績52敗となった。 

CRUCIAL MOMENT

試合の流れを左右する重要な時間帯と言う意味で、しばしば使われる言葉だ。勝者となったのは、その時間帯を制したチームだった。

気温13度、チームカラーであるオレンジの服をまとった「オレンジ・アーミー」が埋めた江戸川陸上競技場。トヨタはコイントスで風下を選択した。

前半はS東京ベイが先にスコアを刻み、追う展開となる。317とリードを奪われた33分にはゴール前ラインアウトモールからSH福田健太が、右に顔を向けパスすると見せかけ僅かに相手をずらし、自らはまっすぐインゴールに飛び込んだ。クロニエのコンバージョンも決まり、1017で折り返す。

後半もS東京ベイが先行、トヨタもSOライオネル・クロニエのトライ、PGで差を縮める。

試合の趨勢が決まった時間帯は、後半30分から5分の攻防だった。203414点差。トヨタがトライすれば試合はもつれる。実際、流れはあった。相手陣でスクラムからFLピーター・ステフデュトイ、NO8姫野和樹共同主将の連続した縦突破を起点にフェイズを重ねる。10フェイズ。だがオレンジの壁に隙間はできない。ゴールラインまで5㍍の地点でサポートが遅れ、選手が孤立。ターンオーバーされ、10㍍付近まで戻された。

その後のトヨタのタッチキックはタッチインゴールを割り、ドロップアウトに。相手ボールスクラムとなる。そこからのアタックで、いったんはボールを獲得するも、ブレイクダウンで再び絡まれ反則を取られる。S東京ベイはタッチキックでトヨタゴール前へ。ラインアウトモールからHOマルコム・マークスがトライしたのが36分。それが最終スコアとなった。

「後半、風上のマネジメントがうまくいかなかった。テリトリーやポゼッションをとりたかったが、相手にプレッシャーをかけられてしまった」

サイモン・クロンHCは後半の試合運びを敗因に挙げた。

SH茂野海人共同主将は「しっかりボールを動かして自分たちのペースに持っていきたかったが、相手にうまく時間を使われた」と振り返った。

Fwは80分通して、S東京ベイの

圧力に苦しんだ。これまで安定してきたスクラム、ラインアウトでボールを失う場面も見られ、ブレイクダウンでのジャッカルも影を潜めた。結果、アタックの機会も限られた。

「キャリーのところで細かいディテールをしっかりやればトライまでつなげられた。一つの役割が遅れてしまうことで、トライまでつながらなかった」と茂野共同主将。

激しいブレイクダウン、一瞬で攻守が切り替わるタフな展開。僅かな差が終盤の点差となって表れた。

明るい材料は2年前のトップリーグ20206節・222日のクボタスピアーズ戦以来の先発となった左WTB小原政佑。昨シーズンはケガでレギュラー争いから外れていたが、序盤、自身の強みであるカウンターアタックでたびたびゲインした。

「練習試合に出ていたので、試合勘は大丈夫でしたが、公式戦独特の雰囲気に浮足だったところもあった。これからもっとボールタッチを増やしていきたい」と今後に意欲を見せた。

東京五輪セブンズ日本代表に専念していた右WTB小澤大も、先発は2014830日のサントリー以来8年ぶり(リーグワン第2節東京サントリーサンゴリアス戦には交代出場)。ベテラン二人の先発復帰は頼もしい。

S東京ベイ・立川理道主将は「後半、FWを使うところとボールを動かすところ、状況に応じて試合をコントロールできたのがよかった」と、後半のゲームマネジメントを評価した。

加入10年目の立川主将は、これがトヨタ戦初勝利。試合直前のウォームアップで先発LOヘル ウヴェが負傷。急きょメンバー外から青木祐樹がジャージーを着る事態も「普段通りのことをやればいいので全く動じませんでした」(青木)。4トライ中2トライに絡む活躍でプレーヤーオブザマッチに選ばれたWTB根塚洸雅は加入1年目で、この試合が初先発。層の厚さも準備も、怠りなかった。

拮抗した時間帯での一つのミス、一つの反則の重さ。敗戦の中に貴重な収穫を得た。

前半33分、機転を利かせてトライを奪ったSH福田健太

kenta.jpg後半10分、SOライオネル・クロニエは相手パスをインターセプトしトライ

cronje.jpg2年ぶりに先発したWTB小原政佑

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セブンズに専念していたWTB小澤大も久しぶりの復帰

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会場にはリーグワンの優勝トロフィーも飾られた

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次節もご声援の程よろしくお願いいたします!

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