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JAPAN RUGBY LEAGUE ONEジャパンラグビーリーグワン

第2節
2022
1.16SUN
14:05
味の素スタジアム(東京都)
8
3 前半 29
5 後半 21
50
T G PT PG DG T G PT PG DG
0 0 1 0 前半 4 3 1 0
1 0 0 0 後半 3 3 0 0
ゲームレポート

試合経過

  • トライ
  • コンバージョンゴール
  • ペナルティゴール
  • ドロップゴール
  • 入替・交替
  • ゴール失敗
  • イエローカード
  • レッドカード
トヨタヴェルブリッツ サントリーサンゴリアス
3'0-5ショーン ・マクマーン
4'0-7ダミアン ・マッケンジー
ライオネル ・クロニエ11'3-7
16'3-12中野 将伍
17'3-14ダミアン ・マッケンジー
27'3-19尾崎 晟也
28'3-21ダミアン ・マッケンジー
33'3-24ダミアン ・マッケンジー
38'3-29ショーン ・マクマーン
39'3-29ダミアン ・マッケンジー
前半終了
0'3-29石原 慎太郎→森川 由起乙
0'3-29堀越 康介→中村 駿太
0'3-29中野 幹→垣永 真之介
5'3-34ダミアン ・マッケンジー
6'3-36ダミアン ・マッケンジー
ヘンリー ジェイミー11'8-36
ライオネル ・クロニエ12'8-36
12'8-36小澤 直輝→テビタ ・タタフ
12'8-36流 大→齋藤 直人
三浦 昌悟→清水 岳12'8-36
彦坂 圭克→加藤 竜聖12'8-36
茂野 海人→福田 健太12'8-36
フェツアニ ラウタイミ→古川 聖人12'8-36
ライオネル ・クロニエ→ティアーン ・ファルコン12'8-36
16'8-36サム ・ケレビ→テビタ ・リー
木津 悠輔→崔 凌也17'8-36
21'8-36ツイ ヘンドリック→辻 雄康
26'8-36尾崎 晟也→仁熊 秀斗
ピーターステフ ・デュトイ→吉田 杏31'8-36
ウィリアム ・トゥポウ→小澤 大34'8-36
39'8-41齋藤 直人
40'8-43ダミアン ・マッケンジー
43'8-48仁熊 秀斗
44'8-50ダミアン ・マッケンジー

メンバー

  • IN
  • OUT
  • CAPTAIN

スターティングメンバー

トヨタヴェルブリッツ サントリーサンゴリアス
FW1三浦 昌悟FW1石原 慎太郎
2彦坂 圭克2堀越 康介
3木津 悠輔3中野 幹
4マイケル ・アラダイス4ツイ ヘンドリック
5パトリック ・トゥイプロトゥ5ハリー ・ホッキングス
6ピーターステフ ・デュトイ6下川 甲嗣
7姫野 和樹7小澤 直輝
8フェツアニ ラウタイミ8ショーン ・マクマーン
HB9茂野 海人HB9流 大
10ライオネル ・クロニエ10田村 煕
TB11ヘンリー ジェイミーTB11中野 将伍
12マレ ・サウ12中村 亮土
13チャーリー ・ローレンス13サム ・ケレビ
14岡田 優輝14尾崎 晟也
FB15ウィリアム ・トゥポウFB15ダミアン ・マッケンジー

リザーブメンバー

16加藤 竜聖16中村 駿太
17清水 岳17森川 由起乙
18崔 凌也18垣永 真之介
19吉田 杏19辻 雄康
20古川 聖人20テビタ ・タタフ
21福田 健太21齋藤 直人
22ティアーン ・ファルコン22仁熊 秀斗
23小澤 大23テビタ ・リー

ゲームレポート

「これが我々の本当のスタート」

リーグワン第1節の静岡ブルーレヴズ戦が不戦勝となり、実質的な開幕となった1月16日の東京サントリーサンゴリアス戦(以下サンゴリアス)。前週のチーム状況が明暗を分けた。

 キックオフはトヨタ。SOライオネル・クロニエのキックで相手陣に入り攻撃を継続したが、反則で地域を戻される。開始3分、自陣ゴール前ラインアウトからNO8ショーン・マクマーンにトライを許す。11分にクロニエのPGで3点を返すが、サンゴリアスは16分にもラインアウトを起点にWTB中野将伍がトライ。ブレイクダウンで圧力をかけたいトヨタだったが、相手の速い球出しに僅かに遅れる。BKもCTBサム・ケレビらのオフロードを止めきれない。サンゴリアスのスピードに翻弄され、前半で4トライを許し、3-29とリードされての折り返しとなった。

 後半もサンゴリアスに先にトライを許し、追いかける展開。11分、相手ゴール前スクラムからクロニエのロングパスでWTBヘンリー ジェイミーがゴールラインを超えたのが唯一のトライとなり、最終スコアは8-50。黒星スタートとなった。

 試合後の会見でサンゴリアス中村亮土主将は「先週の課題を含め、いい準備ができた」と振り返った。サンゴリアスは開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京と対戦。60-46で勝ったものの、前半を24-27とリードされる展開。その課題を修正して迎えたのがトヨタ戦だった。

ミルトン・ヘイグHCも「相手が試合から遠ざかっているのはわかっていました。フェイズを重ね、早いテンポで試合をすることを1週間準備してきました」。

 トヨタの直近の実戦は、12月11日に岐阜・長良川競技場で「バロープレゼンツ 岐阜新聞創刊140年記念試合」として行われたサンゴリアスとのプレシーズンマッチ。総仕上げのはずだった12月30日のコベルコ神戸スティーラーズ戦、1月6日のリーグワン開幕戦と続けて中止に。この日の試合はNO8姫野和樹、SH茂野海人共同キャプテンの日本代表組、LOパトリック・トゥイプロトゥ、FLピーターステフ・デュトイら新加入選手にとって、今季トヨタで戦う初めての試合でもあった。

 サイモン・クロンHCは「後半は選手たちで修正して戦えていた。前半が残念でした」。チームが試合勘を取り戻す前に、一気呵成に畳みかけるのがサンゴリアスの意図だった。

 姫野共同キャプテンは「いるべき場所に、選手がいなかった」と調整不足を認めながらも「今日は完敗。言い訳せず、何を学びどう変えるかは自分たち次第。練習に対しての考え方から変えていかなくては」と、ベクトルを自分たちに向けた。

 収穫もあった。肩のケガから7か月ぶりにゲームに復帰した南アフリカ代表FLデュトイは70分間ピッチに立ち、しばしば低いプレーで窮地を救った。「自分たちのミスで不用意なプレッシャーを多く受け、とてもタフな試合でした。でもここが我々のスタート。多くを学べたことが収穫です」と総括。それは選手に共通する思いだろう。

茂野共同キャプテンは「まだ1試合目。修正して次の試合でトヨタのラグビーができるようにしたい」と前を見据える。

リーグワンは、同カンファレンスの相手と2回戦う。サンゴリアスとの次の対戦はリーグ最終節(5月7日)。愛知県内でホストゲームとして迎え撃つ。これからどれだけチームとして成熟を深め、その日を迎えられるか――。この日の80分が、今季のチームにとってベンチマーク(基準点)となる。

1 トヨタとしては2020年2月22日のクボタ戦以来の出場となったFL姫野和樹共同キャプテン

姫野 加藤

2 南アフリカ代表FLピーターステフ・デュトイも7か月ぶりに試合復帰

デュトイ.jpg

3 後半11分、WTBヘンリー ジェイミーがトライを奪う

ジェイミー.jpg

次節もご声援の程よろしくお願いいたします。

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