芦田は片側の前腕部に最小の障害基準に定められている障害のある"T47"というクラスで競技に取り組んでいます。
芦田の自己ベストと世界記録をそれぞれ比較
走幅跳（世界記録－日本記録）
健常者：8m95-8m40
パラT47：7m58-7m15（芦田）
走幅跳競技は、「助走」「踏切」「空中」「着地」の4つの局面から構成されている。
どの局面においても、体のバランスが重要とされていますが、芦田の身体的特徴は、左右の腕の質量差が2kgあります。幼少期の病気により、右腕が小学5年生で成長が停止。
その左右差を、前述4つの局面毎に分けて、跳躍力（遠くへ飛ぶ）に変えて行くかが、練習の課題となる。健常者の方も2Lのペットボトルを持って走ったり、跳んだりしてみてください。きっと芦田選手の凄さが分かって頂けるかも知れません。