RULE 競技説明

ショートトラックとは

ショートトラックとは1周111.12m(直径[2×28.85m]+カーブ[2×8.5m×n])のトラックを4~6名の選手がタイムを争うのではなく、順位を争う競技です。

種目は男女共に500m、1000m、1500m、3000mがあります。
また、リレーという種目もあり、男子は5000m、女子は3000mを4名/1チームで
4チーム/1レースで争います。
タッチは陸上のバトンとは違い、次の選手の腰を押すのが一般的です。
多くの選手が入り乱れますので大変迫力のあるレースが繰り広げられます。

11.12m標準トラック

  • 各距離の回数 500m 4.5回 1000m 9回 1500m 13.5回 3000m 27回 5000m 45回
  • 一周が短いからこんなにぐるぐるまわるんだにゃ!

見どころとしては、複数(4~6名)の選手が同時にレーンを滑るので抜きつ抜かれつの油断できないレース展開や
接触等による転倒などがスリル満点。
また、コーナーが小さいので、体を大きく傾けて氷の表面に手を付きながら高速で抜けて行くスピードとダイナミックさは、
あなたに緊張感と興奮を与えるに違いないでしょう。

ショートトラックとスピードスケートの違い

ショートトラックとスピードスケートは似た様な競技と思われがちですが、実はかなりの違いがあるのです。

スピードスケートのトラックは内側・外側のダブルトラックになっています。
一回のレースにつき、内側トラックからスタートする選手と、外側トラックからスタートする選手の二名の選手が滑走します。
レースの途中、バックストレートにある交差エリアで内側と外側を交代します。
ショートトラックは順位を競うのに対し、スピードスケートはフィニッシュタイムを競う競技です。

ショートトラック

スピードスケート

ショートトラックとスピードスケートでは使用するスケート靴やウェアにも違いがあります。

スケート靴

スケート靴の比較表

ウェア

ショートトラックではこれらの用具を着用しなければなりません。不備がある場合は失格となります。

対戦相手との距離が近く、危険が多い競技だから安全性を充分に考慮したルールが多いのもショートトラックの特徴なんだにゃ!

A ヘルメット

競技中の転倒や相手選手との万が一の衝突に備え、
ヘルメットの着用が義務付けられています。
パフォーマンスへの影響を極力なくすように、強度だけではなく、軽さも追求されています。ただし、突起しているヘルメットは着用できません。

B グローブ

相手選手との接触等により怪我をしないよう、グローブの装着が義務付けられています。
また、ショートトラックでは、氷に左手を付きながら、コーナーを周ります。
摩擦やグローブが摩滅するのを防ぐ為、グローブの指先にフィンガーチップと呼ばれるものが付いています。

C シンガード

転倒に衝突時や、相手選手のブレード(刃)との接触による怪我リスクを減らすよう、強度のあるシンガード(脛当て)の着用が義務付けられています。

D レーシングウェア・ネックガード

レーシングウェアやネックガードは、通気性など他の競技で求められる特徴はもちろん、相手選手のブレード(刃)などが
当たっても切れにくい素材で作られているのも
ショートトラックウェアの特徴です。

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