ABOUT
"SHORT TRACK"
スピードスケートショートトラック競技とは
ショートトラックの基礎知識
スピードスケート
ショートトラックって?
基本的なルールは以下の3点です。
-
1.
タイムではなく順位を争うスケート競技
-
2.
個人は陸上競技のように滑る距離ごとで順位を競う
-
3.
リレーもあるがバトンはなく次走者の腰を押す
POINT
順位を争う特性により選手が入り乱れるため迫力あるレース展開が見どころです。
絵で学ぶショートトラック
111.12m標準トラック
一周が短いからこんなにぐるぐる
まわるんだにゃ!
各距離の周回数
500m | 4.5周 |
---|---|
1000m | 9周 |
1500m | 13.5周 |
3000m | 27周 |
5000m | 45周 |
POINT
複数(4~6名)の選手が同時にレーンを滑るので抜きつ抜かれつの油断できないレース展開や接触等による転倒などがスリル満点。
また、コーナーが小さいので、体を大きく傾けて氷の表面に手を付きながら高速で抜けて行くスピードとダイナミックさは、あなたに緊張感と興奮を与えるに違いないでしょう。
ショートトラックと
スピードスケートの違いは?
一回のレースにつき、内側トラックからスタートする選手と、外側トラックからスタートする選手の二名の選手が滑走します。
ショートトラック
スピードスケート
POINT
ショートトラックは順位を競うのに対し、スピードスケートはフィニッシュタイムを競う競技です。
スケート靴
ショートトラック
カーブのRがきついショートトラックは、体をめいっぱい倒しても靴の部分が氷につかないようにしてるんだにゃ~
ブレードと靴が
離れていて高い
ノーマルスケート
つま先とかかと部分の両方でブレードを固定する、従来式のスケート靴。
ショートトラックは転倒が多くとても危険だからスラップだと危ないんだにゃ!!!
スピードスケート
ブレードと靴が
近くて低い
スラップスケート
氷を蹴る時にかかと部分で刃が離れ、キックした後にバネ仕掛けで戻る仕組み。
スラップには、かかとが上がっても刃が氷に接しているので長く氷に力を伝えられる。
ウェア
ショートトラックではこれらの用具を着用しなければなりません。
不備がある場合は失格となります。
Aヘルメット
競技中の転倒や相手選手との万が一の衝突に備え、ヘルメットの着用が義務付けられています。パフォーマンスへの影響を極力なくすように、強度だけではなく、軽さも追求されています。ただし、突起しているヘルメットは着用できません。
Bグローブ
相手選手との接触等により怪我をしないよう、グローブの装着が義務付けられています。
また、ショートトラックでは、氷に左手を付きながら、コーナーを周ります。
摩擦やグローブが摩滅するのを防ぐ為、グローブの指先にフィンガーチップと呼ばれるものが付いています。
Cシンガード
転倒に衝突時や、相手選手のブレード(刃)との接触による怪我リスクを減らすよう、強度のあるシンガード(脛当て)の着用が義務付けられています。
Dレーシングウェア・ネックガード
レーシングウェアやネックガードは、通気性など他の競技で求められる特徴はもちろん、相手選手のブレード(刃)などが当たっても切れにくい素材で作られているのも ショートトラックウェアの特徴です。
POINT
対戦相手との距離が近く、危険が多い競技だから安全性を充分に考慮したルールが多いのもショートトラックの特徴です。