RULES

競技説明

用語集

  1. ラグビーの起源
    ラグビーという競技が始まったとされる、1823年頃、イングランドでは「フットボール」というスポーツが広く行われていました。
    1823年、イングランドのラグビーという町にあるパブリックスクール(名門私立学校)、「ラグビー校」でフットボールの試合中にウィリアム・ウェッブ・エリス少年がボールを抱えたまま相手のゴールを目指して走り出したことが起源とされています。

  2. ラグビーの特色
    現在、日本でラグビーという競技には三つのとても大切な言葉があります。それは「No side(ノーサイド)」、「One for all, all for one」、そして「キャプテンシー」です。

    • NO SIDE
      「試合が終われば敵も味方もなく、同じ仲間だ」という精神のことを指します。
      また、試合終了の合図としても使われる言葉です。野球でいう「GAME SET(ゲームセット)」にあたります。

    • One for all, all for one
      「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」の意味で、一つの目的(点を決める)の為に、全員が役割をしっかりと果たすことが大切であるということです。

    • キャプテンシー
      サッカーや野球の試合などで監督が試合中に指示をだす場面を見たことはないでしょうか。実はラグビーは試合中に監督が指示をだすことができません。試合が始まったら、キャプテンをリーダーとし、選手一人ひとりが責任を持って試合に挑むこと。それをキャプテンシーといいます。

  3. 競技する人数
    ラグビーは15人対15人で行われる競技です。トップリーグでは、スターティングメンバー15名と8名のリザーブメンバー(合計23名)で試合が行われます。

  4. ポジションと背番号
    ラグビーのポジションは大きく分けて、フォワードとバックスに別れます。
    サッカーや野球の様に、自由に背番号が選択できる訳ではなく、ポジションによって決まっています。
    リザーブのメンバーには16番~23番の背番号がつきます。

    ポジション ポジションエリア ポジション名 背番号
    フォワード(FW) フロントロー プロップ(PR) 1・3
    フッカー(HO) 2
    セカンドロー ロック(LO) 4・5
    バックロー フランカー(FL) 6・7
    ナンバーエイト(No.8) 8
    バックス(BK) ハーフバック スクラムハーフ(SH) 9
    スタンドオフ(SO) 10
    スリークォーターバック ウィング(WTB) 11・14
    センター(CTB) 12・13
    フルバック フルバック(FB) 15
  5. 競技時間
    ラグビーは前半40分、後半40分の合計80分の戦いで、トップリーグでは12分間以内のハーフタイムがあります。

  6. ラグビーボール
    公式戦で使われる5号のラグビーボールは外周が縦74~77cm、横58~62cmの楕円形というのが特徴的です。重さは410~460gで5号のサッカーボールとほぼ一緒です。

ラグビーのルール

ラグビーは、ボールを先頭に、相手陣地を攻めていく陣取りゲームと言えるでしょう。

  1. 得点のとり方と点数
    ラグビーで点をとるにはいくつか方法があり、それぞれ点数が異なります。

    • トライ(5点)
      相手陣地インゴールの地面にボールを着けることによってトライとなります。トライを決めると、コンバージョンキックの機会が与えられます。

    • コンバージョンゴール(2点)
      トライを決めたらコンバージョンキックの機会が与えられます。トライをした位置からタッチラインと平行に伸ばした線上から、「H」の形をしたゴールポスト内へと蹴ります。成功すれば、2点獲得です。

    • ペナルティーゴール(3点)
      対戦相手がペナルティーをしたところからゴールポスト内へと蹴ります。成功すれば、3点獲得です。

    • ドロップゴール(3点)
      プレイ中、ボールを自分の前でワンバウンドさせてゴールポスト内へと蹴ります。成功すれば、3点獲得です。

  2. 攻める
    攻めるときはトライを決めるためにボールを手で持ち、相手のインゴールへとボールを持っていきます。ボールを持っている選手はボールを前に進めるために、蹴ることができます。投げてパスをすることもできますが、投げる場合は前にはパスできず、後ろにしか投げることができません。これもラグビーの大きな特徴と言えるでしょう。前へ投げてしまえば、「スローフォワード」(Throw forward)という反則です。また、ボールを前に落としてもだめです。「ノックオン」(Knock on)という反則をとられます。

  3. 守る
    攻めてくるチームに対し、守る側は自分の陣地を守らなければなりません。すなわち、ボールが自チームのインゴールに近づいてくるのを防ぐのです。ボールを持っている選手を追っかけ、選手をタックルし止めます。タックルされた選手はボールを手から離し、タックルされた選手もタックルした選手もその場から離れなければなりません。離さなかった場合、「ノットリリースザボール」(Not release the ball)という反則です。その場から離れなかった場合、「ノットロールアウェイ」(Not roll away)という反則です。

  4. プレイ再開方法
    反則がとられれば、試合一旦中断し、基本的には反則が起きた地点からプレイ再開をします。サッカーの様に、ラグビーにも様々なプレイ再開方法があります。

    • スクラム
      そのなかでももっとも代表的なものなのが、「スクラム」です。スクラムは双方のフォワードが体を押し合い、ボールの争奪をし、バックスへボールを回し、試合を再開させる、ラグビーにおけるとても重要なプレイと言われます。もちろん、スクラムにもお作法があります。レフリーの合図に合わせてスクラムを組まなかった場合、「アーリーエンゲージ」(Early engage)という反則です。故意にスクラムを崩した場合、「コラプシング」(Collapsing)、膝を地面についた場合、「ニーリング」(Kneeling)という反則になります。

    • フリーキック
      フリーキックで再開する場合、キックする方法や方向に決まりはありませんが、直接ゴールを狙うことはできません。

    • ペナルティーキック
      ペナルティーキックも方法や方向は自由ですが、直接ゴールを狙うことができます。反則があった地点またはその後方へ伸ばした、タッチラインと平行な線上からキックできます。

    • ラインアウト
      サッカーでいう、スローインに似ています。ボールがタッチラインの外をでた場合のプレイ再開方法です。反則していない側の選手がタッチラインからフィールド内へボールを投げます。フィールド内では各チームの選手が並び、ボールを奪い合います。ペナルティーキックをしてボールがタッチラインの外を出た場合、キックしたチームがスローインできます。このルールをうまく利用したプレイはよく試合中みられます。